話の責任者は誰

人の話を聞く事は、自分の成長に欠かせない大切な事。

自分とは違う考えに触れて刺激をうけます。

できるだけ、多くの人の話を聴く機会を持つようにしています。

ただ、時々気になることがあります。


 個人的体験を一般化していないか


その人個人の体験は誰にも否定できない。

そして、その体験からその人が学んだことも誰にも否定できない。

でも、その学びを他の人にもそのまま応用していいのか。

自然法則のように、簡単に一般化していいのか。

状況も人も、それぞれ違う。

同じような課題を抱えているようでも、詳細に検討すれば状況は全て異なり、人もそれぞれ異なっている。

人の話を聴いて学び成長するということは、


 その人の体験を聴くことで、自分が考え判断すること


ではないかと思います。

私も人前で話をする機会が多くあります。

その時に気をつけているのは、


 自分の考えはあくまで自分が考えた事と、

 自分に責任をもって伝える事


一般化して法則のように話すことは、なにか無責任な気がしています。

自分の責任で話し、それがどれだけ伝わるかにも自分で責任を持つ。

そんな事を大切にしていたいです。