今日は、コーチングのオリエンテーションでした。
相手の方は複数の会社を経営する社長で、先方のオフィスでのオリエンテーションでした。
一通りの説明と契約がすみ、応接室をでて玄関に向かうところで、
「お客様が、お帰りです。」と社長がオフィスに声をかけました。
すると、フロアの全社員が手を止めて立ち上がり、一斉にこちらに挨拶されました。
その一連の社長の声かけと社員の方達の反応が、あまりに自然で当然のような動きに、声も出ないくらいの驚きと感動を覚えました。
これまで、このようなお見送りをされたことはありません。
先日、ある方から、大会社の社長というのは理由があって大会社を任されている。世襲や偶然だけで勤まるものではない、という話を聞いたところでした。
やはり複数の会社を経営するまでに至った社長は、ただものではありません。
このような方のコーチを引き受けさせていただけるのは、本当にありがたいとしみじみ感じながら帰ってきました。