週末のコーチングスクールでのことです。
スクールが修了し、みんなが部屋をでようとしていると、ある受講生が別の受講生にどうしても伝えたいことがありますと言って、「表情が豊かで、あなたを見ていると元気をもらえます。」と伝えました。
言われた方は、自己紹介のときに「自分のセールスポイントはありません」と言っていた方です。
その方は、嬉しそうな表情ととまどいが一体となって、「そんなことないです」と謙遜していたので、僕は「せっかくもらったその言葉を、ここに置いていかないでください。家へ持ち帰ってください。」と伝えました。
きのう、その方と話す機会があったのですが、「あの言葉がなければ、置いていってしまうところでした。ありがとうございます。」と言っていただきました。
感謝されてふと「受け取る能力」も大切だと書かれた文章を読んだことを思い出しました。
”自分が幸せになるためには、ひとからの親切や感謝をそのまま受け取る能力が必要。そして受け取ることができる人が、ほかのひとに親切や感謝を与えることができる。”
そんな文章だったと思います。
スクールで「持ち帰るように」と言ったときは、そんなことは考えずにとっさに出た言葉でしたが、以前に読んだ文章が言わせたのかもしれません。
「受け取る能力」
今日は何を受け取ることができるか意識してみよう。