決断の時

「もう腹はきまってると感じたよ」

同い年の友人が、事務所を移転して拡張しようかと思っているので、話を聞いて欲しいと言ってきました。
30分ほど彼の話を聞いて、僕が答えたのが冒頭の一言です。

当然、大きな投資が必要で、リスクや心配事、解決しなければならない課題もあるのですが、彼はそれを全部分かった上で、覚悟を決めているように思えました。

それでも、やはり誰かから「そうしろよ」との一言が欲しかったのかも知れません。
あえて僕は、その一言の代わりに感じたままをフィードバックしました。

彼は「やっぱりそう見えるか」と笑い出しました。
「経営者は決断の時には孤独になるんだ、誰かに話を聞いてほしくなる」、とも言いました。

大きな決断の時、自分の中では結論は出ていたとしても、なにか背中を一押しするものが欲しいというのは、とても分かる気がします。

そういう僕は、何を決断の一押しに使っているだろうか?