先日の、相田みつを氏ご長男「相田一人」氏講演での感想。
「やっぱり基本の積み重ねなんだ。」
相田みつを氏の、独特の書体と、心に沁み入るような言葉のリズムは、徹底した基本の積み重ねだと分かりました。
相田みつをさんの肩書は「書家」であり「詩人」であるとのこと。
自分で詩を作って、それを書にするのはまれで、いわゆるシンガーソングライターだとの表現は、なるほどと感心しました。
著名になった書は独特の書体ですが、10代で書家を目指して著名な書家に師事し、若いころはいろんな書展で入選していたそうです。もちろんその頃は、楷書であったり草書であったりと、一般的な書体でした。
そうした基本の中で、自分の言葉を表現して伝えるにふさわしい書体を模索し続けて行きついたのが、あの独特の書体だったそうです。
また、分かりやすく自然と心に入ってくる言葉のリズムは、「短歌」がベースとなっているそうです。若い時からかなりの数の短歌を作っていたことが、言葉のリズムを形づくる基礎となっていたとの事。
独創の影には、やはり基本の積み重ねがあるのですね。
さて、これは僕の基本の1つになるのだろうか。
昨日、救命救急講座を受講しました。人工呼吸、心臓マッサージ、AEDの使用方法を学んで、「普通救命救急講習Ⅰを修了し、救命技能を有することを認定します。」との修了証いただいてきました。
コーチングと救命救急、いまは分かりませんが将来何かでつながったらおもしろいですね。