何かを伝えるとき、「どう伝えるか」は
もちろん大切ですが「誰が伝えているか」
もまた、見逃せない要素だと言われます。
確かにその通りだと、私も思います。
この「誰が」という問いは、その人への信
頼の度合いを映す鏡のようなもの。
そして、その信頼をつくるのは、テクニッ
クや話術ではなく、その人の「あり方」な
のだと感じています。
それを強く実感したのが、アイスホッケー
のレフリーとして参加した全国講習会での
ことでした。
こんなことを教えられました。
試合中に反則が起きたとき、レフリーはホ
イッスルを吹きます。その瞬間、選手も監
督も、関係者全員がレフリーに目を向ける。
そのときに「あの人なら、間違うはずない」
と思われるのか、「本当に大丈夫か?」と
疑われるのかの違いがあるのだと。
そしてその違いは、日頃の服装、立ち居振
る舞い、言葉遣いなど、日常の「あり方」
によって生まれると。
厳しい判定を伝えるその一瞬に、それが
「誰であるか」が問われる。
この教えが、ずっと私の中に残ることにな
りました。
これはスポーツに限った話ではありません。
仕事でも、人生でも、ときに大切なことや
厳しいことを伝えなければならない場面が
あります。
そんなとき、付け焼き刃のテクニックでは、
心に届く言葉にはならないでしょう。
だからこそ、いざという時のために、日頃
から自分の「あり方」を整えておきたいで
すね。
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オフィス エンカレッジ代表
銀座コーチングスクール富山校代表
国際コーチング連盟PCC(プロフェッショナル認定コーチ)
中村 慎一
https://coach-n.com/
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