成長のための制約条件【毎日更新3,060日目】
2019年06月05日
仕事でも勉強でも、課題を与えられる
ときには制約条件も一緒に課されます。
そんな制約がなければ自由に楽にでき
るのに、と思うかもしれません。
でも、制約条件があるから成長する
ことができます。
昨日、通信で学んでいる大学の
科目修得試験に取り組みました。
事前に指示された5つのポイントに
ついてまとめておくようにとあったので
課題テキストを何度も読みなおしてまとめ
ていました。
そして、試験にチャレンジ。
web受験ですが、開始して60分の制限が
あります。
気持ちを整えて、受験開始のボタンをクリック。
表示された問題文を読むと、指定された5つの
ポイントのうちの1つについて述べるようにと
の課題。
ただ、そこには文字数の指定もありました。
そのボリュームは、事前に準備してまとめていた
ものの倍以上の文字数です。
まとめていたポイントをそのまま書くだけ
では到底たりません。
どうしようかと考えている間にも
制限時間のタイマーはどんどん減って
いきます。
焦る気持ちを感じながら、もう一度指定テキスト
を読んでなにかを加えようかとも思ったのですが、
ふと気づくことがありました。
これは、単にインプットしたことをまとめる
のを求められているのではない、と。
きっと自分の考えを自分の言葉で表現する
ことが求められていると思いました。
そこで、残り時間を確認て、落ち着いて
コーヒーを入れてちょっと間を取りました。
そして、
この学習で自分が気づいたことは何か、
日頃考えていることはどんなことか、
それが行動にどうつながっているか、
とコーヒーを飲みながら自分に問いかけ。
いくつかのキーワードが頭に浮かんで
きました。
そこから一気にそれらを加えて解答を作成。
ちょうど指定文字数に達し、時間内に提出する
ことができました。
時間の制約と文字数の指定。
この2つがなければ、そこまで深く考えて
自分の考えを自分の言葉で表現することは
なかったでしょう。
もしかしたら、問題文の文字数指定は、
こうなることを見越して設定されていた
のかもしれませんね。
自分にとって負荷のかかる制約条件は
成長のきっかけを作ってくれます。
逃げずに向き合うことが大切です。
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