引用をたくさん使う心理【毎日更新2,654日目】

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ビジネスコーチの中村です。
 
セミナーや講演会などで、講師の話を
聞くことがけっこうたくさんあります。
 
 
毎週1回以上はあるので、年間で
50人以上、多いときには100人ほど
の講演を聞いています。
 
 
そうした講演のなかには、自分の考え
や体験だけでなく、別の講師の話や
読んだ本の内容を引用される人もいます。
 
 
その引用のボリュームが気になることが
あります。
  
  
  
極端な例では、講演内容のほとんどが
他者の講演内容や読んだ本の要約に
なってしまっているもの。
 
 
または、いろんな話や書物などの
たくさんの引用を寄せ集めたような
ケースもありますね。
 
 
こうした講演は聞いていて私はかなり
辛いものがあります。
 
 
引用は、料理で例えたらメインを引き立てる
添え物ではないでしょうか?

添え物をメインより大量に盛り付け
られて、メイン料理がほんのわずかだと
美味しいとは思えません。

引用の寄せ集めは、ひとつの皿に
中華料理の一部、和食の一部、フレンチの一部、
さらには、、、と盛り合わされたようで
何を食べているのか混乱します。
 
 
 
こうした、引用だらけの講演を聞いていると
ついこんなふうに思えてきます。
 
 
「よっぽど自分に自信がないのかな」
と。
 
 
 
自分の考えや意見を、
自分の体験から
自分の言葉で言えばいいのに、
 
それができていないのは、 
自分に自信がないから、
 
「あの、◯◯先生が言っていました」
「最新の科学でこんな証明されました」
と他者の(とくに権威者などの)言葉で
必死に補足しようとしているのでしょう。
 
 
 
添え物である引用は必要最小限にして、
自分オリジナルの内容で勝負してほしい
ですね。
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プロフィール

中村 慎一

  • ビジネスコーチ
  • オフィスエンカレッジ代表
  • 銀座コーチングスクール富山校代表

富山県魚津市出身
新潟大学法学部中退後、2度の転職で 土木コンサルティングの会社へ。2年で取締役就任。2006年コーチングサービスを専門に提供するオフィスエンカレッジを設立して独立。
日本海側でのコーチング普及を目指して日本コーチ協会日本海チャプターの設立に携わり、 チャプター代表を務めるなど、富山でゼロからコーチング市場を開拓してきた。
起業家、経営者・管理職へのエグゼクティブコーチング、企業等でのコーチング研修など、経営戦略とコーチングを合わせたビジネスのサポートを中心に活動している。2012年4月からは、地方銀行の経営相談員としても活躍、社長が元気で前向きになるとの好評を得ている。
毎日更新のブログは連続1,000日を達成して継続中。

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