プロジェクトの実行委員長【毎日更新2,711日目】
2018年06月22日
ビジネスコーチの中村です。
いろんなイベントやプロジェクトに
関わってきました。
大成功したものもあれば、
残念ながらうまくいかなかった
ものもあります。
これらの経験を通してつくづく
思うのは、プロジェクトの成否を
左右するのは実行委員長次第である
ということです。
チームのトップがそのまま実行委員長
を兼ねることもあれば、誰かを指名する
こともありますが、実質的な実働トップ
に結果が大きく影響されます。
その違いにはこんなことがあると
思います。
結果が出ない実行委員長には、
2パターンが見られます。
まずは、自分ですべて抱え込んで
しまうケース。
なんでも自分がやらなければいけない
と思い込むのか、すべての作業や決定
に直接関わってしまい、メンバーの
することがなくなっていきます。
もうひとつは、なんでも指示命令
ばかりして、メンバーのフォローを
しないケースです。
メンバーの適性や状況を考えずに
一方的に依頼をしてしまい、その
フォローをしないのでチームが
バラバラになっていきます。
もし、これらの失敗パターンの
実行委員帳をトップが選んだと
したら、それはまたトップの責任
でもあるのですが、、、
うまくいく実行委員長の特徴は、
メンバーへの心配りが細やかな
ことです。
メンバーの適性と状況を見ながら
役割分担を依頼し、その後の進捗を
さりげなくチェックしながらフォロー
を忘れない。
指示命令というよりは、やわらかい
依頼をして、その後は潤滑油のよう
な役割をしています。
こうしているとメンバーそれぞれの
能力が発揮されていくので、その
力が結集してプロジェクトが成功
していくのでしょう。
と分類しましたが、”やり方”より
”あり方”がメンバーにどう伝わるか
だと思います。
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