それぞれの表現【毎日更新3,054日目】
2019年05月30日
久しぶりに映画をみました。
「キングダム」という映画です。
これは長期間連載されている
コミックスが原作だそうで、
アニメ化もされているようです。
原作は第1巻の触り程度しか読んで
いませんでした。
アニメは見たことがありません。
こうした、コミックスや小説を
原作に映画化したものはたくさん
ありますよね。
そうしたときによく聞かれるのが
「原作とは違う！」という意見。
それは仕方ないことだと私は
思っています。
そもそも表現の手段が違うのだから
受け手が感じるものも違ってしまう
でしょう。
数十巻にもなるコミックスや
数百ページの小説を限られた
時間の映画にまとめるのは簡単で
はないでしょう。
イラストだから表現できること、
文字だから伝えられることと、
実写で表現できることには違いが
でるでしょう。
どちらがいいとか正しいとかではなく、
それぞれ違った独立した作品として
考えたらいいと思います。
その手法でしか表現できないところ
を感じて楽しめばいいのではないで
しょうか。
こうしたことは、講演会やセミナー、
研修でも考えています。
自分が講師なら、
限られた時間、環境、使える手段で
表現できることは何なのか？
その制約条件の中で伝えたいことを
表現するにはどんな工夫が必要なの
だろうか？
と考えます。
受講しているときにも、
この講師が本当に伝えたいことは
何だろうか？
なぜ、この表現手法を使ったの
だろうか？
と考えています。
伝えたいことと表現方法の
組み合わせを考えると面白いです。
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