感動しながら本を読む
2008年05月22日
先日、イエローハット相談役鍵山秀三郎さんの講演会に参加し、その後懇親会もご一緒させていただきました。
講演の中で何冊も本を紹介されながら、内容の一部を「暗証」して話しておられ、その記憶力に(失礼ながら年齢を考えるとなおのこと)驚いていました。
その記憶の秘密が、懇親会でわかったのですが、
それは、
「感動しながら本を読む」
ということでした。
参りました。
僕も本はたくさん読む方だと思いますが、感動しながら読んでいることはほとんどありません。つい「役に立ちそうな知識探し」のような読み方になっていたかもしれません。
そう言えば、エリエスブックコンサルティングの土井さんも、「僕はビジネス書を読みながら、感動して泣きます。」と言っていたのを思い出しました。土井さんは、一度読んだ本は、絶対に内容を忘れないし、本棚のどこにあるかも覚えているとの事。
著者が人生を凝縮して思いを込めて書いた本なのだから、感動できないことは読み手の未熟さなのかもしれないと、気づかされました。
コーチングで相手の話を聴くときと同じ事を、本を読む時にもすればいいのかもしれません。これからは、五感を働かせてビジュラリゼーションしながら、著者の気持ちを感じ取るように読んでみます。