水脈まで根を張る

砂漠に植林した木は、どれくらいの速度で成長するでしょう?

ある団体が長年にわたって中国のクブチ砂漠で植林を続けているなかで、分かった事があったそうです。

植林しても、たいていの苗木は何年もなかなか大きくならない。

ところが、ある時突然に急成長する。

それは、

根が水脈に到達したとき。

それまでは、地上の幹や枝葉は茂らせずに、地下の根を伸ばすことに限られたエネルギーを集中している。

そして根が水脈に到達したら、一気に地上に成長のエネルギーを用いるようです。

この話を聞いて思ったのが、

仕事も同じだな、という事です。

短期に成果をもとめるのは、植えたばかりの苗木に実を成らせようとするもの。

そんなことは無理か、もしなんらかの促成栽培の技術を用いて実がなっても、それがいつまで継続するのか。

コーチングでも、相手の性急な成果ばかりにとらわれず、相手の根(=自己基盤)の成長をしっかりとサポートすることが大切。

自分も、実を刈り取る事ばかりに目を向けずに、根がどこまで伸びているのかをしっかり考えようと思う。

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プロフィール

中村 慎一

  • ビジネスコーチ
  • オフィスエンカレッジ代表
  • 銀座コーチングスクール富山校代表

富山県魚津市出身
新潟大学法学部中退後、2度の転職で 土木コンサルティングの会社へ。2年で取締役就任。2006年コーチングサービスを専門に提供するオフィスエンカレッジを設立して独立。
日本海側でのコーチング普及を目指して日本コーチ協会日本海チャプターの設立に携わり、 チャプター代表を務めるなど、富山でゼロからコーチング市場を開拓してきた。
起業家、経営者・管理職へのエグゼクティブコーチング、企業等でのコーチング研修など、経営戦略とコーチングを合わせたビジネスのサポートを中心に活動している。2012年4月からは、地方銀行の経営相談員としても活躍、社長が元気で前向きになるとの好評を得ている。
毎日更新のブログは連続1,000日を達成して継続中。

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