2013年12月08日
相談を受けたり、意見を求められたとき。
アドバイスをすることがあります。
このとき、いいアドバイスをしようと思うあまり、
相手のできていない点の指摘になってしまうことが
あります。
そうすると、たいてい相手は元気がなくなっていきます。
それよりも
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相手が元気になるアドバイスを心がける
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ほうがいいと思います。
ダメ出しよりも、いい点を伝えてさらに応援する。
目的は、相手がより元気になる事。
そんなことを考えてアドバイスしたほうがいいと
思います。
「そのアドバイスはどんな結果を生みますか?」
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昨日は、経営者の経営戦略の勉強会でした。
数名の経営者が、経営戦略をプレゼンしてそれに対して
メンバーが質問やアドバイスをするという進行役を
務めました。
プレゼンに対して、いきなりアドバイスを求めると、
どうしてもダメだしばかりのような雰囲気になります。
なので、まずはプレゼン内容の良かったところだけを
どんどんフィードバックしてもらいました。
そうすると、プレゼンした方の表情がどんどん柔らかく
明るくなっていきます。
そうしてから、改善点やアドバイスをもらうと、
すんなりと受け止めることができます。
ちょっとした進行の工夫ですが、みなさんが元気に
なっていくプロセスはとても楽しかったです。
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1. なるほどですね。一度良いところを言ってからと。
なるほどですね。一度良いところを言ってから、改善点を指摘すると、アドバイスされた側も素直に聞くことができますね。TVドラマなどでいきなり、悪いところばかりをとりあげ、しかも怒ってやり直しなどと言う上司がいますが、部下は萎縮してしまったり、上司に反発したりろくなことはありませんね。
2. Re:なるほどですね。一度良いところを言ってからと。
>亀ちゃん先生さん
いつもありがとうございます。
この手法を会議で使うときは、最初にみんなで良いところを出し合って、それをホワイトボードに書くといいですよ。
それを見ていると、自然と改善点がでてきます。