「できませんでした」の裏側【毎日更新2,755日目】
2018年08月05日
ビジネスコーチの中村です。
自分がコミットした目標や
責任を持った数値を達成できない
ことはあります。
そんな時に「できませんでした」
と言いますよね。
プロコーチとして沢山のクライアントさんや
企業研修での受講生さんたちから何度も
この言葉を聞いてきました。
また、いろんな会に所属してそこでも
目標未達に対して責任者がそう言うの
も聞いてきました。
この「できませんでした」という言葉。
その裏側には大きく2種類あると
思っています。
というのは、目標を設定したときには
そこには2種類の目標が含まれます。
1つは、達成したい目標、これが
『達成目標』です。
もう1つは、その達成目標のために
どんな行動をどれだけするかという
『行動目標』です。
「できませんでした」というのは
『達成目標』に到達できなかった
という意味ですが、その裏にある
『行動目標』に違いがあります。
『行動目標』は決めた量を達成
したのだが『達成目標』に到達
せずに「できませんでした」という
のは問題ありません。
きめた行動をしっかりやっている
からです。
となると、行動目標の設定=仮設
が間違っていただけなので、
行動目標を再設定していけば
いいのです。
この人は行動することができるので
この繰り返し=PDCAサイクルを
回して『達成目標』に近づいて
いけます。
一方で「できませんでした」という
言葉の裏に『達成目標』もできていない
ということを含んでいるケースが問題
です。
ちょっと厳しく聞こえるかもしれませんが、
このケースは「できませんでした」ではなく
「やりませんでした」なのです。
こうなると、この行動をこれだけやれば
目標に到達するだろうという仮設の検証
ができません。
この2種類の「できませんでした」が
どちらなのかを判断する基準があります。
私の経験則ではこんな違いです。
「すいませんでした、私の責任です」
と。
その人の責任じゃないのに。
逆に
『行動目標』を決めた通りにやっておらず
『達成目標』に到達しなかった人は、
こんな発言が特徴です。
「いろいろあって、○○がこうで、、、」
つまり言い訳ですね。
それを指摘すると
「言い訳じゃありません、説明しているのです!」
と認めませんが、、、
本人はごまかしたつもりでも
聞いているほうはすぐに分かりますよね。
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