電車に11時間
2006年05月29日
電車に11時間乗っていました。
土曜に金沢でファシリテーションセミナーに参加し、懇親会後に金沢駅から寝台特急北陸に乗り込んだのが午後10時。
予定では、翌朝6時過ぎに上野到着、上野駅近くのサウナに入ってさっぱりしてから、都内での9時半開始のセミナーに参加するはずでした。
ところが富山駅に近づいたところでアナウンス「糸魚川付近で強風のため、魚津で風が止むのをしばらく待ちます」
その時は、山形の事故があったから風には敏感になってるのだなと思いながらも、まあ少しくらい遅れても、かえってゆっくり寝れていいか、くらいに考えていました。
ところが、魚津駅で停車して待つこと1時間。やっと動いたと思ったら黒部駅でまた停車。ずいぶんたってから動いたけども、こんどは入善駅で停車。そんな繰り返しで、寝たような寝ていないような、ボーっとした状態で朝5時半にやっと直江津駅に到着。
もう、これでは東京到着はあきらめるしかないか。それなら富山駅で降りて、朝一の飛行機にすればよかったと少し後悔していました。
まあ、こんな事もあるかと気持ちを前向きに切り替えようとしていたところに、アナウンス。「このままでは、上野到着が午後の見込みです。お急ぎの方は長岡から新幹線にお乗換えください。」
長岡で新幹線に乗り換えれば、9時前に東京到着するとのこと。「助かった、間に合う」、もちろん新幹線に乗り換えました。
結局、夜10時に列車にのってから、9時少し前に東京到着まで、約11時間を電車で過ごすという体験をしました。
そういえば、父親が若い頃は富山から東京まで8～9時間はかかっていたらしい。
昔はこんな思いで移動していたのかと思うと、今は本当に恵まれていると気づかされました。いい経験しました。
なんとか参加できた日曜のセミナーも大満足の内容で、とても有意義な週末となりました。
（そのセミナー内容は、6月5日のコーチングサロンで情報公開しようと思っていますので、興味ある方はご参加を）
良い体験ではありましたが、正直言って2度はご免ですね。
これっきりとなることを願います。
